こんにちは。日本つまみ細工コーディネート協会代表理事の生田です。
あらためまして、皆様にご挨拶をさせて頂きます。
【ご挨拶】
日本つまみ細工コーディネート協会を設立し、現在 代表理事をさせて頂いている生田かずえです。
私の事を少し書かせて頂きます。
◇◇つまみ細工に出会う前◇◇
名古屋芸術大学を卒業し、卒業後は今で言うところのニートぽい事を少々。

なぜニートだったかと言いますと 「どうしてもコレがやりたい!」と言う思いがなかったからです。
28歳でまわりの後押しで結婚し、子供が3人。それなりに家事と育児の専業主婦をしていましたが、私の立ち位置はいつも〇〇さんの奥さん 〇〇ちゃんのお母さんでした。
それにすごく不満があったわけではないのですが、きっと何処かに「社会の一員として何かしたい」「一個人として認められたい」思いが根底にはあったのだと思います。
◇◇つまみ細工との出会い◇◇
子供の手が離れても専業主婦である私の行動範囲は スーパーと家の往復。友人 知人からの誘いがなければ ずっと家に居る引きこもり状態でした。

たぶん、今の私からは想像もつかない方が多いでしょうね。

ある日 地域のコミュニティへお誘いがあり、まあ1度行けばいいだろうぐらいの感覚で出掛けて行ったのが、つまみ細工の教室でした。

つまみ細工自体は、娘の七五三の時に髪飾りを購入し知ってはいたのですが、自分で作れるなんて思ってもいなかったのです。

元々 工作やお絵描きが好きだったので、「コレはきちんと習って 娘の成人式には作ってあげたい」と思ったんです。
◇◇協会を立ち上げたワケ◇◇
習うとなれば、先生を探す。

自己流では、上手くなるのに試行錯誤で時間がかかるばかりで 先人に教えを請うのが1番の早道と考える私は先生を探しました。

私の住む地域には先生がいらっしゃらず、東京や京都に出向かなければならない状態。

その時に思ったのが「先生がいなければ先生を作ればいい」「私と同じようにつまみ細工を学びたいけれど先生が近くにいらっしゃらず学べない方々がきっといる。」

そんな思いが沸々とわき、先生がいっぱいいるイメージが協会だった為 東京まで協会を立ち上げる勉強に通い 協会を設立したのです。
◇◇今の思い◇◇
私がつまみ細工をはじめた当時、つまみ細工をしていると言うと「ビールのつまみ?」と勘違いをされたものです。伝統であるつまみ細工の認知度の低さに衝撃を受けたました。

「つまみ細工は、繊細で美しく 愛らしい」それを作る事が出来る。

お嬢さん お孫さんの七五三や成人式などのハレの日に手作りの髪飾りがあったらどうでしょうか。きっと作った人もそれを手にした人も笑顔と共に一生の思い出になることでしょう。
1人でも多くの方につまみ細工の魅力を知って頂きたい。
そして、私の様な主婦が1人でお仕事として全てを執り行う事は大変な事です。自分のスキルを磨き 生徒を募集し 運営をしていくのには時間的限界があると思っています。先生に専念して頂ける環境を作るのが協会の役割です。 
協会は、字のごとく協力し合う会だと思っています。つまみ細工を愛する仲間と共に「伝統を伝承し、素晴らしいつまみ細工を日本中へ そして世界へ!」発信していきます。
そして、そして 欲張りな私は つまみ細工を通して繋がった皆さんがみな笑顔であって欲しいと願っているのです。


私や協会の先生方と一緒に「つまみ細工」やってみませんか?